熱抵抗とは
2012-11-30 [記事URL]
このような計算をされている方に必要な知識です
液体貯蔵タンクの周囲への熱漏洩、熱侵入の計算
除湿冷暖房システム 熱交換フィンの温度計算
断熱壁の厚み計算
保温筒の理論的厚みを計算
配管の放熱量計算
放熱フィンの過渡熱伝導計算
ヒートシンクの放熱量の計算
耐熱電線の選定
電線に正規の電流をながして溶けかけた場合、温度上昇を計算
環境温度の(高室温)、推測する方法を検討
シリコンゴムで覆われた(公称断面積、外側にガラス組編み)電線が高温自然冷却の部屋にある場合の表面温度計算
ゴムで覆われ、空中(両端固定)で水平に保たれたときの表面温度計算
熱抵抗とはこのように定義されます

ΔT:二点間の温度差(K)
R:熱抵抗(K / W)
Q:二点間を流れる熱量(W)
熱の伝わる形態によってそれぞれ計算式が異なります

Rc:熱伝導による熱抵抗(K / W)
L:熱伝導熱流路長さ(m)
λ:固体の熱伝導率(W/m K)
Ac:熱伝導の熱流路断面積(m2)
Rh:対流熱伝達による熱抵抗(K / W)
h:熱伝達率(W/m2 K)
Ah:熱伝達面の面積(m2)
Rr:ふく射熱伝達による熱抵抗(K / W)
F:形態係数()
Ar:ふく射面面積(m2)
σ:ステファンボルツマン定数(W / m2 K4)
ε:ふく射率(放射率)
Tm:ふく射面と周囲温度の平均値(K)
ヒートシンクの最適フィン間隔を計算する数式(2011年1月13日公開分)
2011-02-03 [記事URL]

を最近見つけました。
これは、
“たくさん放熱させたいから、放熱面を増やすためにフィンを細かく取り付けたい”
思いと、
“なるべくフィンの間を空けて、風通しを良くして放熱させたい”
という二つの願いを同時に叶える数式です。
導かれ方を参考書で読んでみると、定性的に分かり易いので「ふむふむ」
と読み込んでしまいました。
(こういうとこに時間を使ってしまうので、見積りがさばけない(汗))
熱抵抗とは (熱回路網法による熱計算)(2009年6月15日公開分)
2010-07-15 [記事URL]
「熱抵抗」と聞いて、だいたいの概念はご想像つくと思います。
「熱の伝わりにくさ」の度合いです。
この値が大きいほど、その両端で温度差が生じます。
つまり、熱が伝わりにい、すなわち熱が逃げにくいということになります。
固体内(たとえば、断熱材) の熱抵抗計算式は

となり、値が大きいほど、断熱性能が高いことになります。
周囲空気に自然放熱する現象
(電子機器を冷却するために使われる、ヒートシンクなど)
の計算式は

となります。
値が小さいほど熱が逃げる(=放熱能力が高い)という、解釈になります。
式中の「h」は、熱伝達率で、条件によって変わります。
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