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熱伝達率とレイノルズ数(2009年5月20日公開分)

2010-07-15 [記事URL]

熱伝達率とレイノルズ数(2009年5月20日公開分)

前回のエントリー で、熱伝達率 h の計算式中に現れる Re数について触れました。

これは 「流れの勢い」 を示す無次元数で以下のように定義されます。

Reinors.gif

この「勢い」は、流体の慣性力のことで分子に表れています。

分母は定義から想像されるように、粘性力を示しています。

熱伝達率は上記 レイノルズ数とは非常に関係があり、レイノルズ数によって熱伝達率の表現式が変わってきますので、 注意が必要です。


ブラジウスの式とは

2010-07-15 [記事URL]

このような計算をされている方に必要な知識です
乱流域の管摩擦係数を求める時
パイプ内の空気の管路損失を計算する時
レイノルズ数が乱流域の場合に圧力損失を計算する場合
ブラジウスの式とはこのように定義されます
bradius.jpg
具体例として以下のようなものがあります
冷却水循環ポンプの能力決定
管出口の圧力を計算


レイノルズ数とは

2010-07-15 [記事URL]

このような計算をされている方に必要な知識です
強制対流熱伝達の計算
乱流、層流の判断をする時
流れの粘性力と、慣性力の割合を計算
レイノルズ数とはこのように定義されます
「粘性力に対する慣性力の割合」
Re.jpg
Re0.jpg:レイノルズ数
u.jpg:流体の速度(m/sec)
L.jpg:代表長さ(m) (円柱の場合直径、パイプ内の場合内径)
nyuu0.jpg:動粘性係数(m^2/sec)
具体例として以下のようなものがあります
管内の流れでは、レイノルズ数が2300以上になると、乱流になります。
管の外(パイプなどの外側)の流れでは、2×10^5付近が、層流と、乱流の判断基準(臨界レイノルズ数)になります。


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