Q) 熱伝導率と熱伝達率はどう違うのか?
2012-04-21 [記事URL]
A) 熱伝導率は物性値で、熱伝達率は工学係数です
熱伝導率は、物質固有の「物質内における熱の伝わりやすさ」を表す指標で単位は(W/m K)です。主に物質の温度、気液体であれば圧力に依存します。
一方熱伝達率は「固体表面から周囲流体への熱の伝わりやすさ」を表す指標で、単位は(W/m2 K)です。これは、強制対流であれば、周囲流体がどのように固体へぶつかっているか、速度、流体種類、自然対流であれば、固体表面の温度と雰囲気温度の差に依存します。
自然対流と、強制対流、熱伝達率の違いは?(2008年9月20日公開分)
2010-07-15 [記事URL]
物を冷却するときや、加熱 するときに、風や、水を当てることがあると思いますが、
周りから無理やり流して、表面から熱を奪う、与えるときは強制対流熱伝達 という現象で説明します。
一方、表面から自然に熱気が立ち上り、放熱されている時は、自然対流熱伝達 という現象で説明します。
自然対流で厄介なのは、熱伝達率が時間と共に変化ことです。
表面近傍の流体が温まるにつれ、流速 が速くなり、熱交換が盛んになるので次第に風速や水流 が速くなるからです。
詳しい計算は、お任せあれ。
お知らせ
2022年9月オンライン セミナー開催!
毎週無料で熱計算方法がメールで届く!
御社の課題はすでに弊社で扱っているかもしれません。
「こんな計算はできるのか?」 過去の計算事例を検索↓↓↓
具体的な案件をとりあえず見てもらいたい!
まずは、無料でご相談ください。すぐに解決するかも知れません。
エクセルファイル、計算レポートはございませんが、
簡単なことでしたら、すぐに回答いたします。
(現在申込者多数のため、40歳以上の方に限らせていただきます。)
PAGE TOP